ワキ汗

ワキは暑さや緊張などにより汗を多くかきやすい部位です。しかしワキ汗がとても多い場合は、腋窩多汗症という疾患の可能性があります。診断基準を満たす場合は、保険の治療薬が適応となります。
他に汗を止める方法として、ボトックス注射でエクリン汗腺の活動を抑制して汗の分泌を抑えることができます。汗の分泌を抑えることでニオイの軽減にもつながります。(※当院では腋窩多汗症に対するボトックス注射は保険適用外で自費治療となります、ご了承ください。)
保険治療をご希望の際は皮膚科診療時間内のご受診をお願いいたします。その際はご予約不要です。ワキ汗へのボトックス注射をご希望の際は、美容皮膚科のカウンセリング予約をお待ちしております。

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当院での治療

  1. ボトックス注射

①ボトックス注射

  • ボトックスは汗の腺を抑える効果ある
  • 効果は数日後から出て、4~6か月効果が持続する
  • 5月下旬~6月上旬に注射すると、ひと夏はワキ汗がなく快適に過ごせる
  • 皮膚の下に注射をするので、痛みあり
  • ダウンタイムは、注射での内出血がでると1週間程度あるが、ワキを見せない限り見えない

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ボトックスとは、ボツリヌス菌の出すボツリヌストキシン成分を精製した薬剤です。当院ではアラガン・ジャパン社製のボトックスビスタを使用しています。神経筋伝達を阻害して筋弛緩や発汗抑制を起こします。発汗抑制の効果を利用して、ボトックスをワキの皮膚の下に直接注射することにより発汗量を減少させることができます。ボトックス注射の効果は注射後2−3日から現れます。およそ4〜6ヶ月間効果が持続します。