緑内障とは
目の神経が痛んで、視野が欠けてくる病気です。しかし初期には自覚症状はないことが多く、知らないうちに病気が進行していることがあります。検診などで「視神経乳頭陥凹拡大」「網膜神経線維束欠損」と指摘され、眼科を受診して初めて診断されることが多いです。
急性緑内障発作の時は、眼の痛みや充血、かすみ、頭痛といった症状が出てきます。
緑内障による視野の欠損、視力の低下は治療によって元に戻すことはできません。
治療でできることは、眼圧をコントロールすることによって病気の進行をくい止めることです。そのため早期に発見して治療を開始しましょう。治療法としては、薬物療法、レーザー治療や手術が一般的です。
よくある質問
- 眼圧と血圧は関係がありますか。
- いいえ、ありません。
- 失明することもあると聞きました。
- 未治療で放置した場合は失明するおそれもありますが、治療をすればほとんどの場合は失明することはありません。
- 眼圧が下がってきたので、目薬をやめていいですか。
- 目薬を自己判断でやめると、眼圧がまた高くなる可能性があります。医師と相談しましょう。
- 生活で気を付けることはありますか。
- おタバコは控えましょう。一度に多量の水分(1L以上)は飲まないようにしましょう。