白内障とは
白内障とは、眼の中の水晶体(レンズ)が濁る病気です。眼の中のレンズが濁ることにより、視力が低下します。
症状はかすんで見えたり、ぼやけて二重三重に見えたり、メガネが合わなくなったり、明るいところでまぶしく感じたりします。原因の多くは老化ですが、アトピー、糖尿病などの全身疾患やステロイド剤を長期間使用した場合に起こることもあります。
白内障の進行を遅らせる方法として、点眼薬が用いられます。 しかし、点眼薬では白内障を完治させることはできません。
症状が進行して日常生活に支障を感じる場合には、濁ってしまった水晶体の代わりに人工の眼内レンズを入れる手術が必要です。
よくある質問
- 治りますか。
- 一度発症したら点眼薬では治りません。薬で進行を抑制するか、手術を行います。
- 白内障の手術はできますか。
- いいえ、当院では施行しておりません。近隣医療機関へご紹介させていただきます。
- 白内障の症状は進んでいきますか。
- 症状が気になり始めてから半年くらいで見にくくなったと感じる人が多いようです。
- 老眼とは違うのですか。
- 老眼とは異なります。老眼は眼の調節力の衰えです。老眼はメガネを使えば読書も生活も可能ですが、白内障はメガネやコンタクトレンズを使っても見づらく感じます。