生活スタイルの欧米化、ピロリ菌感染率の低下で胃酸が活発に働いている人が多くなっていることなどから、近年患者数の増えている病気です。
胸やけ、胸の痛み、げっぷ、飲み込んだときのひっかかり感、咳、耳鳴りといった症状を伴います。症状と内視鏡所見から診断します。
胃酸の分泌を抑える薬を使った治療が基本ですが、食事習慣の改善も欠かせません。食べ過ぎないこと、食べてから3時間は横にならないこと、アルコール・刺激物・脂肪分の多いものを控える、など。これらの改善に取り組まなければ、再発の可能性が高くなります。
漢方薬が有効である場合もあります。